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2010年03月

3月13日 地震発生!死にたくなかったら机の下には隠れるな。とは?

いまの防災知識は間違いだらけとのこと。
    
「〈机の下に隠れる〉だけではない。いまの防災知識は間違いだらけです」こう話すのは
45年間で120カ所以上の被災地を訪れ、現地調査を続ける防災システム研究所の山村武彦所長だ。
     
「机の下でモタモタしているうちに、ドアが変形して開かなくなったり
転倒落下物で動線がふさがれ、閉じ込められたら、逃げられない。
そこに火災やガス漏れでも起こったら、アウトです」
それよりも、教室内に物を置かない〈安全なスペース〉を設け、そこに素早く移動させるという。
自宅も教室と同じ。玄関近くに上下左右に物がない畳半畳程度の避難スペースを確保しておくといい。
    
「最も大事なのは、すぐ行動を起こすこと。窓ガラスや照明器具が震えだしたり、
緊急地震速報を見聞きした時点で移動すれば、助かる確率がグンと上がります」
微震から激震に変わるまで14秒近く。
大きな揺れを〈待ってしまう〉のではなく、十数秒の間に〈一歩でも先を目指す〉が、正解だ。
山村氏は、以下の退避行動も、間違っているという。
   
【グラッときたら火の始末】
「〈地震だ、火を消せ〉の標語の刷り込みは強く93年の釧路沖地震では反射的にストーブの火を消しに走り
ヤケドを負う被害が続出しました。
調理器もイマドキは自動遮断装置の完備されたガス台やIHキッチンが多い。
無理やり消しに行く必要はありません。2次被害のもとです」
  
【あわてて外に飛び出さない】
「阪神・淡路大震災で亡くなった人の8割以上が、建物の下敷きや家具の転倒落下によるもの。
現場を見てきた経験からも、地震の発生時間帯にかかわらず、死傷者の大半が室内です。
まずは決めておいた避難スペースに移動し、大きな揺れが収まったら、屋外へ避難する。
少々乱暴な言い方ですが、落下物でケガをすることはあっても、死ぬことは少ない。
特に1階にいたら、屋外に出たほうが賢明です」
文科省でも昨年7月、消防庁や各自治体などが発表する「地震時の心得」の検証に初めて乗り出した。
いまだ見直し途中で、「結果発表の期日も未定」(文科省担当者)という
  
●ちなみに愛犬や愛猫を捜して逃げ遅れたり、離ればなれの避難所生活に耐えられず、
車中で寝泊まりしてエコノミー症候群にかかるなど、〈ペット被災〉も深刻だ。
「身の危険を感じた猫は自分で逃げる場合が多い。犬は動けません。
〈地震だ、逃げろ!〉と訓練でしつけておくといい。
非常袋にはペット用のトイレやエサなども一緒に携帯。
狂犬病予防の確認が取れないと救護所に預けられない場合がある。
予防接種済みの証明書のコピーも用意しておきましょう。」
 
みなさんは、どうとらえますか?
ペットのことまではなかなか頭が回らないと思います。
自分の体験では(中越地震)なにもできませんでした。
情けない話ですが「いざっ!」の時はなにもできないものだと実感いたしました。
防災システム研究所の山村武彦所長の言うとおりにはできないかもしれませんが
地震に対する注意は日ごろから心がけましょう。
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