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2011年05月

5月25日 基礎鉄筋配筋工事です。

今日は鉄筋と型枠工事です。
基礎の鉄筋を捨てコンクリートの上に配筋していきます。
すべて構造図により太さや間隔が決められており
その図面通りに組み立てて(配筋して)いきます。
そして、その鉄筋が図面通りに組み立てられているか確認の検査をします。
もちろん社内検査もしますが第三者機関にも依頼して、配筋検査をいたします。
流れとしては
①職人に依る自主検査
②小林工務店に依る社内検査
③第三者機関(ハウスプラス)に依る検査
このように3回検査いたします。
内容としましては、鉄筋の種類・太さ・間隔・かぶり厚さ・定着・開口、コーナー補強筋等
色々な項目があり、それぞれ細かく確認し、不備なことが発見されれば是正します。
   
鉄筋の種類・・・SD295A、SD345など種類多数あります。(数字は降伏点をあらわします。)
          一般住宅の基礎ではSD295Aで問題ありません。
          降伏点は物体に力を加え変形が急激に増加しもとにもどらなくなる時の力の大きさ
          で数字が大きいほど強いと考えます。
鉄筋の太さ・・・・D10、D13、D16~D51など多様な太さがあります。数字が太さ(径)をあらわします。
          一般住宅の基礎ではD10~D16ぐらいで問題ありません。
鉄筋の間隔・・・写真のように奇麗に鉄筋が並べられています。
          この敷きつめた鉄筋の並べる間隔をピッチと言い@で表します。
          例)D13@200と図面に書いてあれば13mmの太さの鉄筋を200mm間隔で並べなさい
          ということです。
かぶり厚さ・・・・鉄筋を組み立てるとにきに地面または捨てコンクリートから浮かして組み立てます。
          これは地面等に密着してしまうと、水分や水蒸気などで、
          鉄筋の素材は鉄ですから、すぐに錆びて腐食してしまいます。
          これを防ぐために、この浮いたところにコンクリートが入り込み鉄筋を腐食から保護します。
          基礎の立ち上がり(壁)の部分も同じことです。
          鉄筋を浮かす高さや壁の枠からの離れをかぶり厚さといいます。
   
さらに、このかぶり厚さは重要です。
いくら太い鉄筋を使っているから大丈夫といっても
このかぶり厚さが守られていないと、基礎の耐久性が格段に落ちます。
  
基礎にひびが入る
そこから水が入る
錆びが発生しコンクリートの中で鉄筋が膨張
また基礎が割れてまた水が入る
この繰り返しになります。
  
鉄筋工事については、まだまだお伝えしたい項目や言葉、注意点等
色々ありますがこのくらいにしておきます。
   
基礎は字のごとく住宅の基礎になる部分です。この工事がいい加減な工事になると後が大変です。
コンクリート打設してからでは見えなくなり(隠れてしまい)ますので、必ずご自身の目で確認しましょう。
住宅建設が初めての方は特にわかりにくいと思いますが、わからないことは恥ではありません。
特に、住宅建設はわからないことのオンパレードです。恥ずかしがらずにどんどん担当者に聞きましょう。
   
次回は型枠工事とコンクリート打設です。
ちなみにこの写真の現場はいつでもご案内できますので
ご興味のある方は連絡ください
連絡先 小林工務店 0258-33-6456 
      担当:小林 090-3905-5880
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