小林工務店ホーム > 家創りブログ > 2008年12月
2008年12月
- 物騒な世の中になってしまいました。
-
- 先日お客様のところにお訪ねして、お客様とお話中に
- 「最近、例の電話がかかってきました。」
- 何の電話ですかとたずねると
- 「振り込めサギです。」とおっしゃいました。
-
- 新聞ではよく見ますし年間300億近い被害があることも知っていましたが
- まさか、こんな近くでさらに、当社のお客様が経験したとは・・・。
- かなり、びっくりです。
- (実は当社のお客様では2人です。)
-
- お客様が電話にでたら
- 「もしもし、じいちゃんか?俺だけど実は上司とケンカして
- 会社を辞めるかもしれない。その理由は外貨証券?みたいな物に
- 手をだしてしまった。会社の金を使ってしまったので
- 今日中に返さなければ、バレてしまう。」
- まあこんな内容でした。
-
- よくよく考えれば内容がおかしいのですが
- その時は、お客様が
- 「ようわからんから、後でもう一度掛けてきて」
- と言ったら切れたらしいです。
- しかし、後ほどまた電話がかかってきたんですって!!
- なかなか律儀に約束を守るサギ師ですね。
-
- 2回目はお母さんがでました。
- サギ師 「もしもし、母さんか?俺だけど大事な話があるので家にいてくれるか?」
- 母 (もう出かけるけどなに?)
- サギ師 「じつは上司とケンカして・・・・(先ほどの内容と同じなので省略します)」
- 母 (あんたどこから電話してるの?)
- 母 (こんな時間に電話してくるのはめずらしいね)
- サギ師 「・・・。」
- そして電話を切った。
-
- お母さんは、なんかおかしいを思ったらしいです。
- ただ息子の声は、よく考えると違うような気がしましたが
- その電話を受けたときは、そこまで気が回らなかったとの事です。
- すぐに息子さんに電話をしてサギと確認し警察に報告したそうです。
-
- やはり、おかしいと思ったときはあせらずに対応し
- 息子さんなりに確認することが大切です。
- それでも、最初は息子さんと勘違いしてしまうことがあることに驚きました。
- 身内の声でも電話では、勘違いがあることに驚きと恐怖を覚えます。
- 皆さんはどうですか?
- 電話口の声の区別がつきますか?
- もし、わからないなら注意しましょう。
- さらに自己防衛として、電話のナンバー表示の設定をしましょう。
- たいてい、サギ師は非通知で掛けてきますので
- 電話機にナンバー表示が出なければ電話に出ない。
- この方法で防ぐことができます。
-
- とにかく、サギは遠い存在ではなく身近な存在ということを
- 心において、気をつけるしかないですね。