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8月4日 基本的な話です

 この「建築ことば」のカテゴリーでは、建築に関する基本や言葉・ルールなどを解説していきます。
(リクエストがあれば、お答えしていきたいと思います。)

昨日の花火はものすごく良かったですね!
風もちょうど良く吹いていて煙がうまい具合に流され
花火が、美しく見えました。近年に無い花火日和でした。

 ところで皆さんは、昔の長さの単位をご存知ですか?
住宅を建築するにあたり、mm単位が基本ですが
やはり、日本で木造を建築するには尺貫法が便利です。

尺貫法は、昔の中国から伝わり、国により多少の誤差はありますが
広く東南アジアで今も使われています。
日本では、701年の大宝律令で国の単位に制定されました。
建築で良く使う単位としては、
1分・・・・・・約3mm
1寸・・・・・・約3cm
1尺・・・・・・約30cm(正確には30.30303・・・・mm)
1間・・・・・・約1818mm(正確には1818.8181・・・mm)
1坪・・・・・・約3.3㎡
*貫は重さの単位で1貫=3.75kgです。

1分以下は、あまり使いません。
それには理由があり、高温多湿の日本では木材の伸縮がありますので
最小単位を3mmにして、この比較的大きな目盛が何かと都合が良く、日本家屋には適してると言えます。
 
各単位の関係は
1寸×10=1尺 1尺×6=1間 1間×1間=1坪
となります。
ちなみに、1坪は畳2枚分とみてよろしいでしょう。
ただし、畳の大きさにも色々あり、京都(関西)や関東でも異なります。
そしてこの畳の大きさから柱の間隔が決まり
現在のメーターモジュールならぬ尺モジュールができたと言われています。

今日は、この位にしておきます。
次は畳の大きさについてをお話します。

次回予告
「なぜ、京間は広い(京都の畳は大きいのか)?」
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