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8月9日 建築から生まれた言葉

最近の季節は、昔と比べて1ヶ月ずれてきているような気がします。
これも地球温暖化の影響でしょうか?

さて今回は「建築から生まれた言葉」と題しまして、
数回にわたりお話していこうと思います。
「うだつが上がらない」

この言葉はよく、日常的に聞きますね。
「うだつの上がらん奴だなあ」など、良い意味ではありませんね。
意味としては、
 【出世しない・地位が上がらない・運が悪く良い境遇では無い・中途半端な事・一人前ではない】
ですから、マイナスのイメージがあります。

では、「うだつ」とは何でしょう?

1つ目の説としては、
屋根の頂上を想像して下さい。一般的に三角形ですよね。これを切妻屋根と言います。
この頂上の部分を支えている横の材料を棟木と言います。
そして1階又は2階の梁があり、その梁の上に縦に立って棟木を支えている材料を
小屋束と言います。この小屋束を「うだつ」とも言います。
よって、上下を棟木と梁に挟まれている様に見えて、
押さえつけられて、うだつは上には上がらない=「うだつが上がらない」となり、
「出世しない・地位が上がらない」等の意味になったと言う説

2つ目の説は、「うだつ」は屋根を支える重要な部材です。
このことから、棟上(むねあげ)のことを大工用語で「うだつを上げる」と言うようになりました。
うだつが上がれば完成(上棟)ですので、うだつが上がらないと完成(上棟)しない
このことから、「中途半端な事・一人前ではない」等の意味として使われる様になったと言う説

このほかにも、まだ他にも説がありますが
建築に関することは、この2通りの説です。

この説を聞くと、「昔の人は理にかなっていて、さらに想像力が豊かだったんだなあ」と感心します。

次回も「建築から生まれた言葉」をお送りします。

Auth wrote:

Taking the ovreeviw, this post is first class
05月23日 05��47ʬ56��
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